推薦状

一般社団法人 受胎リフレクソロジー協会設立によせて

 

この度、我が国では初めての生殖医療を専門とするリフレクソロジーの協会が設立されたことは慶賀にたえません。

本協会の代表理事に就任された小井伸一先生は、この分野を切り開かれたパイオニアです。

私は、30年前から当時最先端技術であった体外受精の発明から技術一本槍で進んでいたこの分野に疑問を感じ、西洋医学と東洋医学を融合する統合医療の重要性を提唱して参りました。リフレクソロジーは統合医療の中核をなすすばらしい施術であると確認しております。

小井先生は、13年前から私のIVF JAPAN GROUPに加わられて多くの不妊患者様の妊娠に貢献して来られました。最初はIVFなんばクリニック、ついでHORACグランフロント大阪クリニックにて受胎リフレクソロジーを実践され、その技術を進化させておられます。私たちの、HORACグランフロント大阪クリニックは大阪で最も進歩的なグランフロント大阪の一角を占める最先端不妊治療センターで、最近ではミトコンドリアテクノロジーを生殖医療に応用し、我が国で最初の「ミトコンドリア移植」による妊娠出産に成功しております。

小井先生の実践されるリフレクソロジーはここで大きな成果を挙げておられます。これはまさに、西洋医学と東洋医学の融合が成功結実した成果であると言えます。HORACグランフロント大阪クリニックは高度生殖医療センターであるため、世界中から難治性不妊患者様が訪れます。そういった困難な患者様には西洋医学的取り組みだけでは十分ではありません。この13年間に培われた小井先生の卓越したリフレクソロジー技術は、こういった難治性不妊患者やエージングの問題を抱える高齢患者様にも極めて高い有効性を示しています。

私の患者様で、精子の状態の悪い極めて困難な方のお話は印象的でした。小井先生の施術を受けた直後精子状態が改善すると言うのです。その患者様は施術直後に採取した精液を使用して妊娠され、現在幸せな時を過ごしておられます。その他に、女性側でも卵巣の機能の改善や卵子の質の向上に大いに有効であると感じております。

リフレクソロジーがなぜ生殖医療に有効なのかを解決する鍵は、細胞内小器官である「ミトコンドリア」にあります。ミトコンドリアは、卵子や精子の中にあって、エネルギーの産生をしております。このエネルギーが不足すると、男性側では精子無力症、女性側では卵子成熟障害、受精障害、胚発育障害や着床障害などが起きます。足底はまさに、全身の神経系、内分泌系そして免疫系に関与するコントロールセンターとも言えるツボの宝庫です。足底への刺激が卵巣や子宮そして精巣のミトコンドリアの活性化を通して妊娠率の向上に寄与していることは間違い有りません。さらに、施術中に小井先生が行われるカウンセリングと言って良いほどの「癒しのトーク」も患者様のリラックスをもたらし妊娠に寄与していると考えております。

統合医療の科学としての困難な点はエビデンスを作りにくいといくことです。なぜなら、研究対象が単一でないからです。即ち、患者様は種々の治療を受けている場合が多いため純粋な母集団の設定が難しいのです。しかしながら、今後リフレクソロジーの有効性を知らしめ、この分野を発展させて行くためにはエビデンスの確保は急務です。今後この分野に携わる人々がエビデンス構築に努力されるように希望します。

最後に、受胎リフレクソロジー協会が多くの優秀な受胎リフレクソロジストを養成される場となって、多くの悩める患者様達を救済されることをお祈り致します。

 

平成29年5月

IVF JAPAN GROUP, CEO
HORAC グランフロント大阪クリニック
院長 森本 義晴
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