お知らせ
2023 / 04 / 12 00:05
足って凄いんです
お久しぶりのお客様がお越しになりました。
私の中で、始めてお聞きするお仕事をされています。
紛争や自然災害、貧困などにより、妊産婦健診、分娩介助、産後ケア、性感染症予防や教育が
受けれない国や地域が世界にはまだあります。
妊婦健診が浸透していない国や地域では、検査機材も限られハイリスクや異常分娩もあるようです。
そんな国や地域に行き、沢山の生命を取り上げる助産師さんです。
私、産まれてしばらく泣かなかったそうです。
背中やお尻を摩り、軽くペンペンされて産声をあげたようです。
まぁ、普通にあることのようですね。
以前、お越し下さった時に質問をしたことがありました。
「医療設備が整っていない場所での出産、産声を上げない時はどうするのですか?」と。
笑いながら話してくれました。
「私は足の裏を優しく握るか、優しくペンペンするかな。そしたら泣くよ」
足って凄いです。
骨盤位、俗に言う逆子の状態にも改善した実例が何例もあります。
逆子になってしまう原因が、ストレスや冷えである場合
刺激方法や刺激部位を変えることによって元の場所に戻る期待が持てます。
普通に刺激すると、子宮の収縮が起こる可能性もあるので注意が必要ですし
理解していなければ、自信が無ければ、足もみはお断りするべきです。
もちろん、理解した上で刺激をしても、元の場所に戻らないこともありますよ。
「うぎゃ〜おぎゃ〜」と産声をあげた時に肺に入る酸素って
絶命するまで「肺に残っている」と聞いたことがあります。
そして最期に吐く息が、産声の「うぎゃ〜おぎゃ〜
の酸素だと。
足もみは万能ではありませんが、凄いですよぉ。